【自宅で整う!】「温冷交代浴」でサウナ効果を得る極意

サウナ

ここ数年で大人気のサウナ
いわゆる「整う」体験をした方も多いのでは無いでしょうか。

勢いの止まらないサウナブームですが、サウナの健康への効果は医学的な観点からも説明されています。

サウナで得られる効果

暑いサウナに入ることで全身の血管が拡張します。
その後、冷たい水風呂に浸かることで、今度は筋肉が縮小し、血管も縮小します。
この血管が拡張と縮小を繰り返すことで、全身の血流が改善し、むくみの改善疲労物質を減少させる効果があるのです。

また、サウナと冷水によるクールダウンを繰り返すことで、交感神経と副交感神経が共存し、セロトニンが上昇します
別名「幸せホルモン」とも言われるセロトニンは脳内に安心感や幸福感をもたらし、まさに「整う」瞬間をもたらしてくれるのです。
この効果が自律神経を整え、メンタルを安定させてくれる効果があるのです。

このように、身体の内側から外側まで効果のもたらしてくれるサウナですが、同じような効果を期待できるのが「温冷交代浴」です。

自宅で「整う」!温冷交換浴でサウナ効果を実感。

温冷交代浴とは、温かいお湯に浸かった後で、冷たい水を身体にかけるという入浴法です。

温冷交代浴は近年その効果が世界中で話題になっています。
もともとヨーロッパでは温泉療法として行われてきましたが、2013年に、スポーツ選手の疲労回復に温冷交代浴が効果があると海外で研究結果が発表されたことがきっかけで、その効果に注目が集まっています。

温冷交代浴では、サウナと同じように温冷の繰り返しで血管の拡張・収縮が繰り返されることで、以下のような効果を得られるのです。

  • 疲労物質の除去
  • むくみの改善
  • 自律神経の調整
  • 肌の健康改善
  • リラクゼーション効果

このように、手軽に「整う」効果を得られるのが、温冷交代浴の大きなメリットです。

オススメの温冷交代浴の方法

温冷交代浴では40℃のお湯に3分間肩まで浸かって、30℃ほどのぬるま湯のシャワーを浴びます。これを3回繰り返します。
10℃ほどの温度の違いですが、これだけでも十分効果があるのです。

むしろ、サウナに比べても温度差が少なく体への負担が少ないので、身体に優しく安全にサウナ効果を実感することができます。

いつものお風呂にぬるめのシャワーを加えるだけで温冷交代浴は実践できます。
自宅のお風呂で「整う」時間を取り入れてみませんか。

尚、注意点として、ゆるま湯とは言え血管が収縮し血圧が上昇する入浴方法なので、高齢者や心疾患のある方は、控えてください。

参考図書:最高の入浴法 お風呂研究20年、3万人を調査した医者が考案 /大和書房/早坂信哉 サウナ

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